誰でもできる手作りおもちゃーモンテッソーリ風
こんにちは
1年の育児休暇を取っている、とある理系男子、30代前半です
娘は10ヶ月になりました。
手づかみでお粥を食べながら、あたりに撒き散らしています
得意技は「バイバイ」と「もしもし」、それから「酸っぱい顔」です
今回は、娘のために作った手作りおもちゃを大公開。
ダンボール、カッター、ガムテープ、色紙など簡単なもので作っています
簡単に作れるので簡単に改良でき、
子供がどうしたら興味をもって遊んでくれるか試しながら
作ることができますよ
まずはこちら、
すりばちボックス!
ダンボール箱上部と側面に穴が開いています
上の穴はすりばち状にすることで、どこに投げても転がって吸い込みます
箱の中には斜めにダンボールの板が敷いてあり
側面の穴に向かって壁を立ててあります
上の穴に落ちたボールは一度見えなくなり側面の穴から飛び出します
生後7ヶ月くらいのときに作り
はじめは私がひとりで遊んでましたが
うまくボールを離すことができるようになってからすこしずつ遊び始め
今でも投げ入れたり覗き込んだりよく遊んでくれています
続いてこちら、
ころころボックス!
ダンボール箱の中にサランラップの芯を半分に割ったレールを回しています
投げ込み口から入ったボールが「鈴のお城」を通って
側面穴から出てきます
ちょっと作りが複雑になって壊れやすくなっているので
どうやって補強して強度を高められるか苦労しました
8ヶ月くらいで作ってなかなか遊んでくれず
こちらも私がひとりで楽しんでいましたが
9ヶ月くらいから投げ込み口に入れられるようになり
いつの間にかちゃんとボールを目で追うようになってました
そろそろダンボール色に飽きてきました
ということでこちら
ヒラヒラ指はさみ板パズル!
色と大きさをグラデーショナルに変化させた正方形パズル
つまみは2本指で「はさむ」ためにヒラヒラにしています
真っ黒にした土台はダンボールを2枚重ねたものです
上の1枚でパズルとなる形をくり抜いて
抜いて残った枠と下の板を貼り合わせています
枠は黒い色紙を貼り
パズルの方にはブルーのグラデーションで折り紙を貼っています
口に入れると紙がふにゃふにゃに溶け始めてしまうので
すべてセロテープでぐるぐる巻きの防水仕様です
つまみはセロテープを貼った折り紙を山折りにしたものを
板に開けた切り込みから通して裏でテープで留めています
9ヶ月で作ってすぐにつまんで遊んでいますが
まだ枠にはめることはできません
まだまだ同じ大きさを合わせるということはできないし
興味がないようです
次はこれ
つまみ板合成パズル!
色と大きさのグラデーションは前のと同じですが
全部のピースでひとつの枠を埋めるパズルになっています
ちょっと難易度高い
つまみも3本指で「つまむ」ことができるように
太さのある棒状にしました
チラシを細く切ってぐるぐる巻きにしたものに
折り紙を巻いています
こちらはいまだに私のおもちゃになっています
なかなか遊んでくれない
まだ娘には難しいんでしょうね
子供の成長を予感しながら作るので
遊んでくれる時を今か今かと待ちわびながら眺めています
最後に遊び部屋のご紹介
簡単にできる遊べるダンボール柵!
リビング脇の和室にコルクマットを敷いています
いろんな高さ、奥行きのダンボールの中に
災害時用に買い込んである水のペットボトルを固定して
色、材質のことなる材料で包んで
簡単な柵代わりにしています
もう今は一番低い箱には登れるようになっちゃいましたが
頑張って降りようとして落ちても安全な高さです
高い箱はたまたま掴まり立ちにちょうどいい高さでした
隠れんぼにもちょうどいいし
スパウトやガーゼなどの物を置いておくにもいい台になってます
置いておくと頑張って登って掴んではおもちゃにして遊んでいます
箱の隙間には生まれたばかりの時に使っていた
「Cカーブクッション」を架けてトンネルにしています
落ちてきても安全だし途中で立ち上がっても大丈夫
作った途端に得意になってくぐり続けてました
以上、これまでの成果でした
eコマースやロジスティクスの進化によって
やたらと家に溜まるダンボール
環境的に正しいことなのかと危惧していましたが
娘のおもちゃに使える材料としてはお宝です
製作で出た端材や遊ばなくなったあとのおもちゃは
ちゃんとリサイクルできるように分解します
また新作できたらアップします