1年育休理系男子. blog

30代サラリーマンが1年間の育児休暇を取って妻と一緒に子育てをしながら感じたことを書き連ねようと思います

離乳食から学ぶこと

こんにちは

1年の育児休暇を取っている、とある理系男子、30代前半です

 娘はもうすぐ1歳!

ひとりで歩き始めました、最高記録は7歩

家でも公園でも一緒にいっぱい歩く練習に励んでいます

 

 

今回は離乳食のはなし

 

 

我が家ではこの離乳食を通して

食べられることへの感謝食事の大切さを再確認し

現代の食品ロス問題未来の食糧危機について考え

我が子のために始められることから始めようと決意しました

 

 

 

まずは備忘録です

 

 

<ゴックン期>

 

我が家では娘が5ヵ月になった頃に

市販のお粥の元を初めて離乳食として食べさせました

ただ溶かすアレです

 

でも

 

全然食べないじゃん

 

ということで延期

 

 

妻情報で子育ての中でも離乳食がすごく大変

と聞いていた我が家では

売ってるのあるなら出来るだけ楽をしようと決めてました

 

サボりたかったわけではなく

それ以上に親の心のゆとりが大切

と何の根拠もなく考えていたからです

 

 

そんなこんなで7ヵ月を目前にして

やっと本格的に離乳食に取り組むこととなった我が家

 

そもそも我が家の食事は私が担当しているので

離乳食も当然私のお役目

役所が主催する離乳食講習にもただひとりの男として参加しました

 

とりあえず市販の溶かすお粥から始め

引き続き市販の溶かす野菜の粉

アプリに示される食べていいものリストの野菜を埋める

 

 

ゲームクリア!

(アプリの食材に「食べたよ!」チェックをすること)

 

 

喉の筋肉や食べることへの本能が

この頃までにちゃんと発達しているからなのか

2ヵ月前とは違いパクパク食べました

 

そんな感じで苦労もないまま

そのままゴックン期(目安は6ヵ月まで)を乗り越えました

 

本当はすりつぶしたり裏ごししたり

一番大変な時期なんだろうなと思いながら

遅く始めて溶かす粉で楽していたら

すぐに2週間くらいで

試しに食べさせた粒マッシュ状のお芋を歯茎で潰して

上手に食べるようになりました

 

 

 

今思えば

この頃は何を食べても特に変わった反応はないし

表情もまだまだ未熟だったので

本当に食材リストを埋めるゲームのような感覚でした

 

でもこのあとくらいから

食べる喜びを表現し始めた娘

食べさせてあげることの喜びを大いに感じて

離乳食を作ることが楽しくなるだけでなく

娘への愛情がどんどん大きくなっていったような気がしています

 

おっぱいのない父親が離乳食を通しておっぱいを乗り越えたのかも

 

 

 

 

<モグモグ期以降>

 

溶かす粉だけではゲームクリアできません

潰したり刻んだりし始めます

 

離乳食用の小さな調理器具セット

実家に帰省中におばあちゃんが買ってくれました

 

始めてみると

そもそも手の込んだ料理も好きなので

調理器具セットに入っているものは全部家にありました

 

だったら普段使ってるデカい調理器具の方が全然楽です

途中で気付いて重宝したのがフードプロセッサー

離乳食には最強の武器でした

 

芋とか根菜は茹でてからすり鉢とすり棒で粗めに潰し

葉物は包丁でみじん切りかフードプロセッサーにかけてから茹でる

そしてジップロックに板状に詰め

菜箸で板チョコ状にして冷凍

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毎食パキパキ折ってレンチンするだけ

量の調整やおかわりも簡単です

 

使う野菜も冷凍野菜を使えば

季節ものじゃなくても安価で手に入り栄養価も高い

 

食材のカットの大きさは3mmくらいから始めて

娘の様子を見ながら少しずつ大きくしていきました

 

市販のレトルトも食べさせました

月齢に合わせて食べさせる食材の大きさの良い目安になります

 

娘は大豆が大好きなようで

豆腐、ひきわり納豆、きな粉をよく食べます

食べ残したお粥にきな粉をかけてやるとよく食べてくれます

そして肉を食べさせずともタンパク質を摂ることができます

 

魚は湯通しして脂と臭みを和らげることができますが

肉は調味料を使わずに臭みや加熱後の硬さを処理するのが難しいので

リスト埋め以外にはあまり食べさせていません

 

 

手づかみ食べをし始めた頃から

簡単に作ることができてよく食べてくれるのはだんごおやきです

我が家では9ヵ月くらいから

 

芋だんご、つみれ、つくね、大根餅、芋餅、豆腐ハンバーグなど

つなぎになる芋類、魚肉ミンチ、片栗粉、小麦粉

栄養価を考えながら野菜を刻んで下ゆでして突っ込んで混ぜ

芋だんごならマッシュして丸めるだけ

つみれとつくねは茹でるだけ

おやきはフライパンで平べったく大きく焼いてから切り分けるだけ

 

我が家はあまり外で食べさせることはありませんでしたが

どうしても外で食べさせなければいけないときにもすごく重宝します

 

最近の離乳食はこんな感じ

スプーンでもたまーにですが上手に食べてます

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右下はつなぎが足りずにうまく固まっていない豆腐ハンバーグ

 

スープは左下の茹で野菜の汁を具と分けただけですが

おわんに入れるだけで汁をすする練習になりそうかなと

 

これに大人が食べているものの中で

娘に食べさせて良さそうなものを少し分けてあげるようにしています

 

どうせ大人と同じもの食べたがるので

はじめからその予定で食べるもの考えるようにするとスムーズ

といっても冷凍野菜とか果物のレンチンしたやつ

 

 

ちなみに保存容器はこんな感じ

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お粥や麺類はまとめて作って製氷機に入れて冷凍します

それ以外は色々試しに買った容器に分けて冷凍します

 

左上が百均のポリなんとか、右上はガラス、右下はプラスチック

 

百均は繰り返し使えると書いてあるけど

そのうち蓋が留まらなくなりゴミになってしまいます

超便利だけどエコでないし食洗機で使えない

 

ガラスは冷凍ができないので直近数日分にしか使えないけど

後々はオーブン料理にも半永久的に使えてエコ

 

プラスチックは冷凍できてレンチンできて食洗機で洗えて

後々はお弁当の小分けなどに使える

 

エコであるかどうか

忙しい育児中にはあまり考えられないかもしれないけど

育児中だからこそ子供のために子供の生きる未来の社会のことを

考えることができたらいいなと思うわけです

 

 

今回は離乳食の備忘録でした

 

次回かその次くらいに

本当の「離乳食から学んだこと」を書きたいと思います

 

 

カスタマイズド・だるまさん 

こんにちは

1年の育児休暇を取っている、とある理系男子、30代前半です

 娘はもうすぐ11ヶ月。

両手を広げて、抱っこしてポーズをするようになりました。

 

 

最近、知育教室の体験教室に行ったりメルマガを読んで

小さいうちから漢字を見せたほうがいい、ということを知りました

(本当かはわかりませんが)

 

子供には大人の決めた難易度なんて関係なく

たくさんの情報のシャワーを浴びせるのが良い

というのが理由らしいです

 

 

とはいえ、

漢字カードばかり見せて発狂されても困るので

家にある大好きな絵本をカスタマイズしてみました

 

 

 

カスタマイズド・だるまさん!

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英語・中国語併記のだるまさんw

 

 

 

まだまだカスタマイズは続きます

 

 

 

 

オヤジ・ミュージアム

こんにちは

1年の育児休暇を取っている、とある理系男子、30代前半です

 娘はもうすぐ11ヶ月。

早く立って歩きたいようで、足にしがみついて歩く練習をせがんできます。

 

 

3歳までにいろんな感覚や能力の礎が完成する

というのはもはや耳にタコができるほど聞かされてきましたが、

色彩に対する感覚もそのひとつらしいです

 

ある本で、

子供の生活する部屋の壁に絵画のコピーなどを貼り

美術館にしていた → ハーバード大学合格

みたいなエピソードを読みました

 

それだけでハーバード大学に入れるわけでは無いですが、

そんなエピソードをヒントに、

少しでもいろんな色に触れさせてあげたいなと思い、

我が家でもオヤジ・キュレーション・ミュージアム

作ってみました

 

実は私は学生時代から、

旅行などで美術館に行った際、

気に入った作品のポストカードを買ってくる、

ということを続けています

 

妻には、

使いもしないものこんなに溜め込んでどうする

などと言われていましたが

ついに彼らポストカードたちにも出番がやってきたのです

 

 

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襖の把手より下は娘に剥がされそうなので残し、

下の方にはその小さなポストカードたち。

上の方には大きめで、家にあったアーティストの作品集や科学系の写真集のコピー

 

 

好きな作品のポストカードや好きなアーティスト、写真なので、

まるで自分でキュレーションしたかのような展示になりました

 

 

自分で見てても楽しいし、

子供にとってもいろんな色彩に触れられる(はず)なので

本当にやってみてよかった

 

 

 

まだ空いている壁は、

定期的に図書館で作品集など借りて、

アートの勉強でもしながら企画展示のようにできたらいいなと

思っています

 

 

 

もちろん、

色彩は自然界にも溢れているので、

たくさん一緒に外遊びをして、

季節の色を感じてもらおうと思っています

 

 

 

保活の話その2 結果発表!

こんにちは

1年の育児休暇を取っている、とある理系男子、30代前半です

娘は10ヶ月になりました。

娘と入るお風呂が至福の時間です。

娘は妻と一緒にお風呂に入るとおっぱい星人と化してしまいますが、

おっぱいの無い私と入ると一生懸命に水遊びを楽しんでいます。

 

 

保活の話 - 1年育休理系男子. blogの続きです。

ダメ元での認可保育園申し込みの話。

 

 

 

 

なんと、

 

 

 

 

 

認可保育園に入ることができました。

 

 

 

 

 

 

なんでだろう。謎です。

 

 

 

 

 

 

公開されている資料は全て分析し、選考方法を全て理解し、

その結果として「絶対に無理」という判断をしていたにも関わらず、

どういうわけか入園することができてしまいました。

 

すごく嬉しいのですが、

分析結果と異なる結果が出てしまい、

正直戸惑っています。

 

 

なぜ予想と異なる結果となったのか。

考えられる原因を分析してみます。

 

ちなみに地区の1歳児倍率はおよそ1.75倍

入園が決まった保育園は第二希望でした。

 

 

1.「新設園」

 

入学が決まった園は新設園です。

役所で配布される冊子には新設園情報は掲載されていません。

相談窓口で情報を得るか、申し込み後に役所から送られてくる書類で、

その情報を得ることができます。

 

保活を怠った方がその情報を得られず、

もしくは、申し込み書の修正提出が億劫になり、

結果として新設園の倍率が下がったのかもしれません。

 

事実として、この園を第一希望としている人数は定員の約半分でした。

 

 

2.「駅から遠い園」

 

保育園選びで最も重要なのは、通勤経路上にある保育園かどうか、

であることは間違いありません。

数年間の送り迎えを継続できるかどうかが掛かっています。

駅に近い保育園は「誰にとっても通勤経路上の保育園」となり、

やはり人気が高い傾向にあります。

 

入園が決まった保育園は、

家からは近いものの駅からは遠く、

より駅側に住む方々にとっては優先的に選びにくい園であったようです。

 

うちの場合はさらに、最寄りの盛えている乗換駅、ではなく、

別線のローカル駅からの通勤というように、

通勤経路を少し変更することで、

「周辺地域の人だけが通勤経路上となる保育園」

に入ることができました。

 

 

3.「都市伝説」

 

保活でよく聞く都市伝説があります。

選考担当者への「お手紙」です。

 

保育園の本来の目的として、

福祉施設であり、「より保育を必要とする子」を

優先的に入園させる、

というものがあります。

 

「お手紙」はその本来の目的に合致することを

とうとうと文書で伝えるもの、として

申込書に同封したという話をよく聞きます。

 

ちなみに私はやってません。

 

そんなもののために選考が歪められているとは

思いたくなかったからです。

 

しかし、事実として、

たくさんの保育園に見学に行き、

役所の相談窓口に何度も通い、

選考担当の方にも何度も電話で詳細を確認しました。

もちろん毎回、子供の名前を聞かれて伝えています。

 

本意では無いですが、

もしかするとそんな努力が、

「保育の必要性」として認められた?

なんてことあるのかもしれません。

 

 

4.「世帯収入」

 

最後です。

 

上記1、2の要因があったとしても、

極端に言って、

地区の入園希望者全員が、地区の保育園全園を希望した場合、

「世帯収入(正確には特別区民税納税額)」の「低い順」

保育園の入園が決まっていきます。

 

保活の話 - 1年育休理系男子. blogに書いたように

うちの子は早生まれなので、

その分、判断材料となる納税額が大きくなっており、

いっそう不利な状況が作り出されていたはずです。

 

にもかかわらず、保育園に入れたという事実から逆算すると、

「この地区の人たちどんだけ稼いでるんだ」

という結論に至ります。

 

正直、うちは夫婦共サラリーマンとして共働きで、

育児休業がしっかり取得できるような、

まあまあの会社に勤めて、それなりに稼いでいるつもりです。

 

どうやらこの地区の人たちは、

そんなサラリーマンレベルの世帯では無い

ということかもしれません。

 

そういえば、平日娘と散歩していると、

同じようにお父さんに連れられて遊んでいる子を

たくさん見掛けます。

 

あの人たち、みんな社長さんたちなのかもしれない。

節税対策を十分に取ったとしても、

うちの世帯収入をはるかに超えていくような方々。

 

怖い世の中です。

 

 

 

とにかく、認可保育園に決まってくれて、

本当によかった!

 

誰でもできる手作りおもちゃーモンテッソーリ風

こんにちは

1年の育児休暇を取っている、とある理系男子、30代前半です

娘は10ヶ月になりました。

 

手づかみでお粥を食べながら、あたりに撒き散らしています

得意技は「バイバイ」と「もしもし」、それから「酸っぱい顔」です 

 

今回は、娘のために作った手作りおもちゃを大公開。

ダンボール、カッター、ガムテープ、色紙など簡単なもので作っています

簡単に作れるので簡単に改良でき、

子供がどうしたら興味をもって遊んでくれるか試しながら

作ることができますよ

 

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 まずはこちら、

すりばちボックス!

ダンボール箱上部と側面に穴が開いています

上の穴はすりばち状にすることで、どこに投げても転がって吸い込みます

箱の中には斜めにダンボールの板が敷いてあり

側面の穴に向かって壁を立ててあります

上の穴に落ちたボールは一度見えなくなり側面の穴から飛び出します

 

生後7ヶ月くらいのときに作り

はじめは私がひとりで遊んでましたが

うまくボールを離すことができるようになってからすこしずつ遊び始め

今でも投げ入れたり覗き込んだりよく遊んでくれています

 

続いてこちら、

ころころボックス!

 

ダンボール箱の中にサランラップの芯を半分に割ったレールを回しています

投げ込み口から入ったボールが「鈴のお城」を通って

側面穴から出てきます

ちょっと作りが複雑になって壊れやすくなっているので

どうやって補強して強度を高められるか苦労しました

 

8ヶ月くらいで作ってなかなか遊んでくれず

こちらも私がひとりで楽しんでいましたが

9ヶ月くらいから投げ込み口に入れられるようになり

いつの間にかちゃんとボールを目で追うようになってました

 

 

そろそろダンボール色に飽きてきました 

 

ということでこちら

ヒラヒラ指はさみ板パズル!

色と大きさをグラデーショナルに変化させた正方形パズル

つまみは2本指で「はさむ」ためにヒラヒラにしています

 

真っ黒にした土台はダンボールを2枚重ねたものです

上の1枚でパズルとなる形をくり抜いて

抜いて残った枠と下の板を貼り合わせています

枠は黒い色紙を貼り

パズルの方にはブルーのグラデーションで折り紙を貼っています

口に入れると紙がふにゃふにゃに溶け始めてしまうので

すべてセロテープでぐるぐる巻きの防水仕様です

つまみはセロテープを貼った折り紙を山折りにしたものを

板に開けた切り込みから通して裏でテープで留めています

 

9ヶ月で作ってすぐにつまんで遊んでいますが

まだ枠にはめることはできません

まだまだ同じ大きさを合わせるということはできないし

興味がないようです

 

 

次はこれ

つまみ板合成パズル!

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色と大きさのグラデーションは前のと同じですが

全部のピースでひとつの枠を埋めるパズルになっています

ちょっと難易度高い

 

つまみも3本指で「つまむ」ことができるように

太さのある棒状にしました

チラシを細く切ってぐるぐる巻きにしたものに

折り紙を巻いています

 

こちらはいまだに私のおもちゃになっています

なかなか遊んでくれない

まだ娘には難しいんでしょうね

 

子供の成長を予感しながら作るので

遊んでくれる時を今か今かと待ちわびながら眺めています

 

 

最後に遊び部屋のご紹介

簡単にできる遊べるダンボール柵!

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リビング脇の和室にコルクマットを敷いています

いろんな高さ、奥行きのダンボールの中に

災害時用に買い込んである水のペットボトルを固定して

色、材質のことなる材料で包んで

簡単な柵代わりにしています

 

もう今は一番低い箱には登れるようになっちゃいましたが

頑張って降りようとして落ちても安全な高さです

 

高い箱はたまたま掴まり立ちにちょうどいい高さでした

隠れんぼにもちょうどいいし

スパウトやガーゼなどの物を置いておくにもいい台になってます

置いておくと頑張って登って掴んではおもちゃにして遊んでいます

 

箱の隙間には生まれたばかりの時に使っていた

「Cカーブクッション」を架けてトンネルにしています

落ちてきても安全だし途中で立ち上がっても大丈夫

作った途端に得意になってくぐり続けてました

 

以上、これまでの成果でした

 

eコマースやロジスティクスの進化によって

やたらと家に溜まるダンボー

環境的に正しいことなのかと危惧していましたが

娘のおもちゃに使える材料としてはお宝です

 

製作で出た端材や遊ばなくなったあとのおもちゃは

ちゃんとリサイクルできるように分解します


また新作できたらアップします

 

 

 

後輩からの嬉しい報告

2019年明けましておめでとうございます。

 

届いた年賀状に嬉しい報告が。

 

年明けから育休取ることにしました、

と後輩からの嬉しい報告がありました。

 

ぜひ家族との時間を

大切に過ごしてもらいたいと

思います。

保活の話

こんにちは

1年の育児休暇を取っている、とある理系男子、30代前半です

娘は9ヶ月になりました。

ハイハイで家中を駆け回りながら、つかまり立ちも一丁前になってきました。

ブァッ、とか単発だったおしゃべりが、だんだん長く発声するようになりました。

 

 

私の住んでいる区では11月末に認可保育園の申し込み締切がありました。

長く続いた保活もこれでひと段落ということになります。

今回は保活経験談です。

 

保活は妻の妊娠の発覚と同時に始まりました。

妻が事前に情報収拾をしていたおかげで、

できるだけ早くから始めた方がいいとわかっていたからです。

 

とはいえうちの妻はつわりがひどく、

2ヶ月間家のベッドで家庭内入院状態だったため、

早く始めなきゃと思いながらも少し出遅れてしまいました。

 

なぜ早くから始めた方が良いのか、

それは認証保育園の入園順が先着順のところが多いからです。

 

認証保育園は2タイプ。

「先着順タイプ」と「選考タイプ」があります。

ほとんどが見学をしなければ申し込みができません。

 

「選考タイプ」は面接が行われるところと、

見学の時にすでに選考が始まっているところがあります。

 

もちろん認可保育園に間違いなく入ることができるのであれば、

認証保育園の申し込みは必要ありません。

しかし激戦区ではそんな甘っちょろいものではないので

認証保育園も押さえておくべきでしょう。

 

ということで、

保活は妊娠発覚後すぐ始めるのがセオリーとなっているようです。

 

 

特に我が家のような早生まれ(12月以降の誕生日)の子は

0歳での認可保育園申し込みができません。

後述しますが、1歳での申し込みでも早生まれは不利。

認証保育園に必死になるしかない。

 

必死になっても妊娠発覚だって最後の方なんだから

みんなが本気で保活をしたら負けてしまいます。

それでも必死になるしかない。

 

まだ産まれるだいぶ前の話なので、

私はおろか、妻ももちろんまだ産休に入る前から

仕事の合間を縫って保育園見学に時間を割くことになりました。

 

我が家は夫婦共、

職場の仕組みが柔軟だったり周囲の理解もあり、

すぐ動き始めることができたが

なかなかそうもいかない方のほうが多いのが現実だと思います。

 

 

さて本題の認可保育園。

 

早生まれの子には厳しい現実が突きつけられます。

 

我が区の0歳児と1歳児の認可保育園の新規受け入れ人数は、

0歳児に比べて1歳児が半数に減少します。

 

早生まれの子はこの1歳児クラスが初チャレンジ。

 

もちろん0歳児で待機児童となったり、

0歳での申し込みをせずに育休を延長された方の子どもにとっては

2度目のチャレンジで1歳児クラスに申し込みをしてきます。

 

2017年からは育休が最大2年まで延長できることとなり、

会社によってはもっと延長することができる会社もあるようで、

2歳児クラスの申し込みでも同様の戦いとなり

早生まれの子に優位性は生まれにくい状況。

 

そして申し込み直前に気づいたことだが、

なんとそのときの選考方法にも、

早生まれの子には不利な落とし穴があった。

 

おそらくほとんどの区で似たり寄ったりだと思うけれど、

選考に使う点数計算として、

第二子以降の場合に可能性がある兄弟点を持つ子がまずぶっちぎり、

認証保育園からの転園の子が1点差で抜け、

それ以外の保育を必要とするほとんどの世帯で同点。

 

0歳、1歳だと転園の子は多くはなく、

ほとんどの世帯が同点。

 

次の選考基準、前年の特別区民税の納税額です。

納税額の低い順から優先。

それは保育園が福祉施設だから、とのこと。

(区議会の議事録によると)

いっぱい税金払っている人は保育園に入らせにくい。

通わせてあげたい保育園も選びにくい。

 

そう、入園の前年です。

年度ではありません。

前年の納税額、

つまりだいたい、入園の前々年の所得に比例。

 

わかりますか?

早生まれ、そう、

ばっちりフルで共働きで稼いじゃってる。

 

平均で半年分、産休育休でお休みしていた世帯に

所得で負けてなきゃ保育園に入れない。

 

なかなか難しいですよ。

住んでる地域が同じなら不動産相場が同じなんだから

通常時の所得に大きな差があるわけない。

 

 

節税対策で車でも買っておけばよかった、

と思いましたが

そういう分の控除はどうやら反映されなさそうです。

できることは生命保険とかに控除対象額MAXで入っておくことだけです。

 

 

ということで結局、

1歳児クラスでの認可保育園入園は難しそうだとわかりました。

 

 

じゃあどうするのか。

 

 

実は早くから始めた認証保育園の保活のおかげで

生後3ヵ月から保育園に通う我が娘なのです。

 

とりあえず枠を確保するつもりで入園し、

週3日くらいから通い始めました。

 

認可の申し込み前に復帰すればプラス1点。

でも調べまくった結果、

それでも保育園は選べない。

娘と一緒にいられる育休の貴重な時間を取ることを選びました。

 

保育園の先生とも早くから愛着関係を築き、

帰省している期間を除いて生後半年以降は、

ほぼ毎日10時から16時まで通って元気に遊んでいます。

 

生後半年を過ぎると

やはり保育園で風邪菌やウイルスをもらうようになり、

今月は数日しか通えてないし、

我々両親もガッツリ風邪引いて大変でした。

 

ただ、この保育園、3歳まで。

そのときまでに5歳までの保育園に転園できないと、

大変なことになってしまう。

 

 

そう、まだまだ保活は終わらない。

 

 

 

これまで見学した保育園、

認可:10園、認証:20園程度。

絶対たくさん見た方がいい。

 

いろんな園の保育方針を知ることで

子供にしてあげたいことを考えるきっかけになる。

 

 

備忘録1。

とても素晴らしい認可外保育園の選考に通りましたが

丁重にお断りさせていただきました。

保育料が結構高い。

来年から始まる無償化のことも考えると、

最後の決心ができず、

大変失礼なことをしてしまいました。

 

 

備忘録2。

認可保育園のポイントに

育休からの復帰後の入園+5点とあるが

夫婦とも育休を取ったからといって

2倍の+10点にはならないらしい。

他の項目では夫婦それぞれに加算されるものがある。

それ以上の特記も注釈もない。

 

しつこく役所に書き込んだ結果、

「解釈」の問題であり、

「解釈」をまとめた非公開の文書が

役所内に存在するとのこと。

納得しました。

 

 

まだまだ保活は終わらない。