保活の話その2 結果発表!
こんにちは
1年の育児休暇を取っている、とある理系男子、30代前半です
娘は10ヶ月になりました。
娘と入るお風呂が至福の時間です。
娘は妻と一緒にお風呂に入るとおっぱい星人と化してしまいますが、
おっぱいの無い私と入ると一生懸命に水遊びを楽しんでいます。
保活の話 - 1年育休理系男子. blogの続きです。
ダメ元での認可保育園申し込みの話。
なんと、
認可保育園に入ることができました。
なんでだろう。謎です。
公開されている資料は全て分析し、選考方法を全て理解し、
その結果として「絶対に無理」という判断をしていたにも関わらず、
どういうわけか入園することができてしまいました。
すごく嬉しいのですが、
分析結果と異なる結果が出てしまい、
正直戸惑っています。
なぜ予想と異なる結果となったのか。
考えられる原因を分析してみます。
ちなみに地区の1歳児倍率はおよそ1.75倍。
入園が決まった保育園は第二希望でした。
1.「新設園」
入学が決まった園は新設園です。
役所で配布される冊子には新設園情報は掲載されていません。
相談窓口で情報を得るか、申し込み後に役所から送られてくる書類で、
その情報を得ることができます。
保活を怠った方がその情報を得られず、
もしくは、申し込み書の修正提出が億劫になり、
結果として新設園の倍率が下がったのかもしれません。
事実として、この園を第一希望としている人数は定員の約半分でした。
2.「駅から遠い園」
保育園選びで最も重要なのは、通勤経路上にある保育園かどうか、
であることは間違いありません。
数年間の送り迎えを継続できるかどうかが掛かっています。
駅に近い保育園は「誰にとっても通勤経路上の保育園」となり、
やはり人気が高い傾向にあります。
入園が決まった保育園は、
家からは近いものの駅からは遠く、
より駅側に住む方々にとっては優先的に選びにくい園であったようです。
うちの場合はさらに、最寄りの盛えている乗換駅、ではなく、
別線のローカル駅からの通勤というように、
通勤経路を少し変更することで、
「周辺地域の人だけが通勤経路上となる保育園」
に入ることができました。
3.「都市伝説」
保活でよく聞く都市伝説があります。
選考担当者への「お手紙」です。
保育園の本来の目的として、
福祉施設であり、「より保育を必要とする子」を
優先的に入園させる、
というものがあります。
「お手紙」はその本来の目的に合致することを
とうとうと文書で伝えるもの、として
申込書に同封したという話をよく聞きます。
ちなみに私はやってません。
そんなもののために選考が歪められているとは
思いたくなかったからです。
しかし、事実として、
たくさんの保育園に見学に行き、
役所の相談窓口に何度も通い、
選考担当の方にも何度も電話で詳細を確認しました。
もちろん毎回、子供の名前を聞かれて伝えています。
本意では無いですが、
もしかするとそんな努力が、
「保育の必要性」として認められた?
なんてことあるのかもしれません。
4.「世帯収入」
最後です。
上記1、2の要因があったとしても、
極端に言って、
地区の入園希望者全員が、地区の保育園全園を希望した場合、
「世帯収入(正確には特別区民税納税額)」の「低い順」に
保育園の入園が決まっていきます。
保活の話 - 1年育休理系男子. blogに書いたように
うちの子は早生まれなので、
その分、判断材料となる納税額が大きくなっており、
いっそう不利な状況が作り出されていたはずです。
にもかかわらず、保育園に入れたという事実から逆算すると、
「この地区の人たちどんだけ稼いでるんだ」
という結論に至ります。
正直、うちは夫婦共サラリーマンとして共働きで、
育児休業がしっかり取得できるような、
まあまあの会社に勤めて、それなりに稼いでいるつもりです。
どうやらこの地区の人たちは、
そんなサラリーマンレベルの世帯では無い、
ということかもしれません。
そういえば、平日娘と散歩していると、
同じようにお父さんに連れられて遊んでいる子を
たくさん見掛けます。
あの人たち、みんな社長さんたちなのかもしれない。
節税対策を十分に取ったとしても、
うちの世帯収入をはるかに超えていくような方々。
怖い世の中です。
とにかく、認可保育園に決まってくれて、
本当によかった!